さなちゃんは時間旅行する

思い出した事、思いついた事 適当に書く お題も募集中

バレンタイン

小4か小6の時のバレンタインに友達にチョコをあげた

板チョコと生クリームで作ったトリュフ

見た目は悪いけど割と美味しいらしい

前日の夜に急いで作って途中でめんどくさくなったから、ホンマは切って丸めなあかんけど、1個だけラップに包んだまま切らずに放置した

次の日の放課後それをもって平野くんの家に遊びに出かけた

ゲームしてる最中のコンちゃんに「はいこれあげる」って適当に掴んであげたやつがその切らずに放置したやつやった

コンちゃんは「ん」って言って貰ってくれた

次の日コンちゃんに「昨日のトリュフどうやった?」って言ったら

「あれ最初犬のフンかと思った でも味は良かったで」って言われてまぁまぁショックやった

 

おわり

 

犬に遭った

小4の放課後 友達と家に帰宅してる途中

白い犬に会った 首輪はしてるけど飼い主はどこにも居ない ソフトバンクのCMの犬みたいな犬

その時ふと 月刊少女漫画雑誌「ちゃお」(妹が買っていたのを盗み読みしていた) に「犬の触り方」について書かれていたのを思い出した

まず犬のアゴの下に手を出して匂いを嗅がせてからその後に撫でる…

その通りにやろうとアゴの下に手を出すと その瞬間噛まれた 

私の第一声は「噛まれた!」

近くで空っぽになった誰かの給食の牛乳パックが風に吹かれて転がっていた

勢いよく手を引く 左手は噛まれた跡がある 赤みを帯びてどんどん手が腫れていく たちまち号泣 友達は大困惑 

とりあえず1番近所の友達の家に行く 友達のお母さんは仰天して学校に電話をしてくれたが「今は会議中なので対応できません」と言われたらしくて怒ってた

手を洗い どうにかこうにか車で病院に連れて行ってもらい 先生が駆けつけ お父さんと妹が駆けつけた

お父さんの第一声は「何してんねん」 その後は特に何も言われなかった

妹は「大丈夫?」と言ってくれ お父さんよりもついでに連れてこられた妹の優しさに安心感を覚えた

 

その夜「小4女児が下校中に犬に噛まれた」ことは回覧板によって町中に知れ渡り 次の日の朝には「噛まれた女の子ってさなちゃんなの!?」と近所のおばさんにも話しかけられまくり グルグル巻きの包帯のせいで 知らない人には「犬に噛まれたあの子や」と噂されまくった

遠足も包帯を巻いたまま少し不自由に過ごした

 

その何日も後に 私が学校で指定された通学路を守らず下校していた為に保険が効かず 治療費が全額負担になった事を親に恨まれた

それから「犬の触り方」については アゴの下に手を出す前に 飼い主に「触ってもいいですか?」と許可を得る工程をすっ飛ばしていた事に気がついた 飼い主が居なかったのだからどうしようもない

白い犬はどこかの家から逃げ出した犬で 数日後に飼い主のおじさんが謝りに来たらしいが私は友達と外で遊んでいたのでよく知らない

 

その後は犬にはあまり近付いていないしソフトバンクのCMを見ると時々思い出す

犬好きを明言する人に「噛まれた事があるのであまり好きではない」と言うと気を悪くするので敢えて言わないが 犬好きトークに心から参加するのは難しい

 

おわり

育成のクリスマスパーティー

小学生の時 3年生まで育成に通ってた

育成とは 放課後に親の帰りが遅い子供が夕方5時まで収容される施設のこと

小3の時 その日はクリスマスパーティーがあった 各班が準備した出し物を披露したりケーキを食べる

隣の班は劇をやってた 4年生のなっちゃん達が考えた台本でクリスマスっぽい劇をしてた 内容はあんまり覚えてない 準備期間もあんまりなかったらしくて台本を手に持って読みながら進行してた

サンタ役の1年生の女の子が突然煙突から現れて何かを言うシーン 

段ボール製の煙突から出てきて一瞬黙る

「…セリフなんやっけ(笑)」

場が凍る 班長なっちゃんは真顔で床に台本を叩きつけて「やってられっか」と吐き捨てて出て行った 

先生が悲しい声で追いかけた サンタの1年生は泣いた 

場はざわつく クリスマスパーティーは一転して地獄になった

班員は気まずそうにしてるし1年生は泣いてるのに 誰の指示なのか 一旦中断した劇はなっちゃん不在のまま再開した

エンディングの鍵盤ハーモニカ演奏まである凝りよう でも空気は最悪

伝説のクリスマスパーティー

(ちなみになっちゃんはキレ症なのでそこまで驚く事ではない)

 

おわり

マーキーが怖い

保育園の時 クラスのみんなはマーキーが怖かった

室内でも外でも 何をしててもマーキーが来ると「マーキーが来た!!逃げろー!」て誰かが言って 一斉に走って逃げる 

自分もマーキーが怖いから逃げた

ジャングルジムから全員が降りて逃げた

逃げた先で聞いた 「マーキーって何で怖いの?」「知らん 誰かを叩いたんちゃう?マーキーは怖いから逃げとき」「うん」

結局マーキーとは話したことがない

 

おわり

 

 

コンちゃん運動場で寝る

小4の話 クラスでは休み時間は鬼ごっこをするのが流行ってた

今日は運動場で鬼ごっこ

走ってたら運動場の端っこでコンちゃんが寝てるのが見えた

みんな逃げるのに必死やから「おーいコンちゃーん!」て遠くから手を振る コンちゃんも何となくこっちを見てた気がした

「コンちゃんなんであそこで寝てんの?」

「さあ?」

休み時間終わりのチャイムが鳴る 鬼ごっこは今日も楽しかった

コンちゃんはまだ寝てた

「コンちゃんいつまで寝てんの?チャイム鳴ったで」て言うとコンちゃんは涙を流しながら静かに「痛い…」って言った 

コンちゃんは腕を骨折してた

サッカーゴールにぶら下がってたら落ちたらしい

 

おわり

 

違う日の歌の話

保育園 歌の練習をする時間

なんかいきなり吐き気して

歌ってる途中に立ったまま首後ろに向けて床に吐いて前向いてそのまま歌い続けた

先生なんか来て ゲロ見つけて 普通に位置的に自分ってバレて怒られた

 

おわり

最初の投稿と歌の思い出

昔のことよく思い出す 個人的には割と面白い

将来ボケたら忘れるかもしれんから

思い出したときに書いといて置いとく

後で見直したり 誰かに見てもらったりして

ふーんってなるブログ

あと おもんないことも書く

 

保育園の時 歌の練習の時間があった

当時まだ3〜4歳

「歌う」ってまだよく分かってなかったから

保育園のクラスのみんなは 「誰よりも大声出す事」を「歌う」やと思ってる節があった

フレーズ毎に練習するときはちゃんと歌うけど 通しで歌うってなったらクラスのみんなは全力で

「ああああああああっ!!!!!あああああああ!!!」って叫んだ 青筋立てて みんなに負けないように

先生は根気よく練習してくれたけど最終的には演奏いきなり止めて無茶苦茶キレた

みんなよく分かってなかったけど「なんかごめん…」みたいな空気になって

以降はちゃんと歌うようになった

 

おわり